フレーム全体またはフロントの主要部分がプラスチックで作られているものを言います。
現在はアセテートが主流ですが、20年ほど前まではセルロイドという素材が多く使われていたのでその名残で「セルフレーム」と呼ぶこともあります。
フレーム全体またはフロントの主要部分が金属で作られているものを言います。
使われる金属の種類によって細かい特徴は異なりますが、軽くて丈夫なので多くの方に利用されています。
フレーム全体またはフロント主要部分が金属とプラスチックの組み合わせで作られているものを言います。基本的な構造はメタルフレームと同じです。
トップリムにブロウがかぶせてあり、さらに、ブリッジ部分が金属になっているものを「サーモントフレーム」といいます。
一般に、サーモントフレームはご年配のお客様に人気ですが、最近ではサーモントフレームと似ているが上下幅の浅い「※ブロウライン」やフルメタル以外ではナイロールなど、クラシックタイプが若者にも人気です。
※ブロウ:語源は「眉」メガネをかけたときにフロントが眉のように見えるから
カジュアルな印象を与える素材です。
色や柄などバリエーションも豊富ですから、イメージをガラリと変える楽しみもあります。
TR-90ナイロン樹脂の一種で、曲げ弾性・バネフィット性・耐薬品性に優れた軽量素材。医療現場で使用されているカテーテルの素材としても採用されており人体に優しい素材です。水とほぼ同じ密度であるため、非常に軽量であることが特徴です。 |
アセテート20年ほど前まではプラスチック素材といえはセルロイドだったが、燃えやすく危険なので、現在は燃えにくいアセテートが使われています。アセテートは色の種類も豊富で、紫外線による変色がほとんどないという性質もありますが、吸水性があるため、水分により変色することがあります。 |
セルロイド最古の熱可性樹脂で、かつてはプラスチックのほとんどがセルロイド製だった。紙や木、樟脳が原料で、天然素材のような温かみが持ち味。紫外線による劣化や、180℃で発火する危険性から現在ではあまり使用されていない。しかし、独特の色合いやツヤ感を愛するファンも多い。 |
ウルテムウルテム樹脂は、優れた耐熱性、高い強度と剛性を備えた素材。医療器具、航空機部品、幼児の食器などにも使用され、安全性にも優れています。TR90よりも、さらに高い弾性をもった素材です。 |
PESポリ・エーテル・サルフォン(Poly Ether Sulphone)の略称。耐熱性に優れ、激しい温度変化にも耐えられるため幅広い温度帯で寸法安定性が良いです。透明樹脂素材のため、高い発色性を持っています。航空機、医療機器、電子機器分野などにガラスの代替として使用されています。 |
ベッコウ(天然素材)「タイマイ」というウミガメの甲羅から作られるフレーム。日本では古くから櫛やかんざしなどの工芸品に使われてきた貴重な天然素材。動物性なので皮膚への刺激がなくアレルギーを起こしにくいです。1991年6月の日米交渉でタイマイの全面輸入禁止を取り決められてからはタイマイの養殖や代用品の開発が検討されています。 |
ほこりや花粉、汗、皮脂、化粧品などで、メガネは意外に汚れています。
こまめに正しくお手入れすることで、すっきりと快適にメガネをご使用いただけます。
水で汚れを洗い流す
A.流水でメガネの表面についているほこりを洗い流します。お湯の使用はレンズのコーティングがはがれる恐れがあるのでNG。
B.皮脂や化粧品などで汚れている場合は、水で薄めた中性洗剤を指につけ優しくこすり洗いをし、汚れが落ちたら洗剤が残らないようしっかり水で洗い流してください。
やわらかい布でふく
水で洗浄後に、メガネふきやマイクロファイバーなど、やわらかい布で優しくふいてください。水で流さずそのままふいたり、粗い布などでふいてしまうと、レンズが傷ついてしまうので、お気をつけください。
正しく畳んで保管
メガネは、(1)左側のテンプルから畳むのが正式な畳み方です。
(2)右側からだと、正しく畳むことができないため、バランスが悪く、倒れた時にレンズが傷つくこともありますので、お気をつけください。