2026/10/15
株式会社ジンズ(以下JINS)のグローバル旗艦店「JINS銀座店」は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみである「2026年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)において、全受賞対象のなかで特に高い評価を得た「グッドデザイン・ベスト100」に選出されたことをお知らせします。
「JINS銀座店」は、銀座・中央通りに位置するJINS初のグローバル旗艦店。日本発のクリエイティビティと革新を世界へ向けて発信する拠点です。世界的建築家・藤本壮介氏が設計を手がけ、偶然のようで必然のような出会いを大切にする日本的思想「縁(えにし)」をコンセプトに左官仕上げの白壁や吹き抜け空間など、新しい「和」とゆとりのある余白を創出。地上1階から地下1階へと続く開放的な空間には、彫刻家・名和晃平氏による高さ5メートルの《Snow-Deer》を常設展示し、360度鑑賞できる、ユニークなアート体験を提供しています。
このたびの受賞を励みに、JINSは今後もブランドビジョン「Magnify Life – まだ見ぬ、ひかりを」のもと、訪れるたびに新しい発見がある唯一無二の店舗体験を届けてまいります。
間もなく築100年を迎える銀座の顔ともいうべきアントニン・レーモンド建築・教文館のグランドレベルが、全く新しい顔に変わった。元の顔であるレーモンド建築のファサードとは全く違うものなのに、なぜか何の違和感もなく昔からそこにあったかのように懐かしくて、柔らかくて、つい触りたくなるような、手仕事の左官で仕上げられた白壁だ。木の肌触りが心地良い売り場のデザインも素晴らしいが、最も特筆すべきは、銀座中央通りに面するグランドレベルの床を惜しげもなく抜き、夢洲に貸し出されていたSnow-Deerを設置した地下~1階の吹き抜け空間であろう。その周囲のインテリアである既存教文館の躯体あらわしは、知的で、歴史的というよりは文学的で、かつアーティスティックだ。売り場に可能な限り多くの商品を並べるのではなく、時にもったいないと思われるほどの余白と余裕を持つことが、デザイン的にも企業のブランディング的にも大きな成果を上げることが一目瞭然に見て取れる。クライアントとデザイナーの信頼関係がもたらした既成概念にとらわれないデザインチャレンジと、その結果として銀座の街に新たな景色を作り上げた功績を高く評価するものである。
※出典:グッドデザイン賞公式ウェブサイト https://www.g-mark.org/