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コンタクトレンズが外れない時の対処法・正しい外し方 | コンタクトレンズ JINS 1DAY(ジンズワンデー)アイケア

2020.10.21

※本コンテンツは、適正使用情報の提供を目的としております。
コンタクト未経験者の方は医療機関にて装用指導をお受け下さい。

コンタクトレンズの「正しい外し方」ご存知でしょうか。力や爪を使うような間違った外し方は、目が傷つく原因になりとても危険です。「今、まさに外れません!!」という方もいらっしゃるかもしれませんので、「外れない原因」や「外れない時の対処法」についてもご説明します。外れない時は、慌てないで落ち着いて対処しましょう。




正しいコンタクトレンズの外し方

STEP 1

手を洗い清潔してから、 あごを引き気味(上目使い)にして両手でまぶたを大きく開き、レンズが黒目の上にある事を確認してください。

コンタクトレンズの外し方1



STEP 2

黒目の上にあるレンズを人差し指でゆっくり下にさげます。角膜から半分以上ずれるまで下にさげてください。もしレンズが動かないようであれば、力づくで動かさずに目薬を点眼して動くまで待ってください。

コンタクトレンズの外し方2



STEP3

さげたレンズを「人差し指」と「親指」で4時と8時の方向につまみます。爪を立ててつまむのではなく、指の腹でゆっくり矢印の方向に動かしてください。

コンタクトレンズの外し方3



STEP4

レンズを押し上げるように指を中央に寄せるとレンズが外れます。

コンタクトレンズの外し方4



解説
黒目と白目の境目は少し段差があります。白目までズラすことで、レンズが浮き上がりやすくなり無理なく外すことができます。普段の外し方と違う方はイラストを参考にやってみてください。力は要りません。爪を立てたりせず、ゆっくりとレンズが下に動くことを確認してから①-④のステップで外してください。




どうして黒目(角膜)の上からコンタクトレンズを外してはいけないの?

角膜は周辺部から中央部に向かって角膜神経が網の目状に密集しています。そのため、わずかな傷でも強烈な痛みを感じます。また、角膜に傷がついてしまうと光が正しく入らず、見え方に大きく影響します。黒目の上からコンタクトを外すことは、非常に痛くて危険だという事を知っていただければと思います。

コンタクトレンズの外し方5



正しいコンタクトレンズが外れない原因

コンタクトレンズが外れない原因の多くは、レンズが乾燥気味になり目に貼りついている状態です。先ずは、まぶたの内側に水分を補給して潤しましょう。そのまま無理に外そうとすると角膜が傷つく原因になり危険です。




ケース1.目に貼りついて取れない!

【原因①】目またはレンズが乾燥している


【原因②】長時間コンタクトレンズを装用している

※1日の装用時間は守られていますか?装用時間を確認しましょう。


【原因③】コンタクト装用中に寝てしまった

※コンタクトをしたまま寝ると、コンタクトの上からまぶたでプレスされますのでレンズが目にくっつく原因になります。就寝前にレンズを外してください。


【原因④】コンタクトレンズの外し方が間違っている場合

※先に申し上げた通り、角膜の上からコンタクトレンズを外そうとすると痛くて怖いので中々外せません。正しい外し方をして頂ければ、痛みもなく安全です。




ケース2.レンズが滑って、つかめない!

濡れた手で外そうとするとレンズが滑ってつまめません。良く手を洗ったらきちんと水分を拭いてから外してください。



ケース3.コンタクトレンズが見つからない!

コンタクトレンズがずれてしまい、黒目の上に無い場合があります。角膜の上にレンズが無いと裸眼ですから、探すのは大変だと思います。見つからない場合は、誰かに見てもらうか、眼科を受診しましょう。白目の上にずれたレンズを見つけた場合は、爪を立てたりせず指の腹でゆっくりと角膜までずらしてください。
(目の構造上、コンタクトレンズが取り出せないほど目の裏側に行くことはありません)




コンタクトレンズが外れない時の対処法

目に貼りついてコンタクトレンズが外れないときのお助けアイテムとして目薬が有効です。 目薬をお持ちでない方は、「清潔な洗面器に入れた水に顔をつけ、まばたきをゆっくり繰り返す」「蒸しタオルなどで目をあたためる(手の平で目の周りを覆うだけでも温まります)」なども有効な対処法です。




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コンタクトレンズを快適にお使いいただくために

コンタクト装用中に疲労感が続き頭痛がするなどの症状がある場合は、レンズの左右を間違えて装用、または度が強すぎる等でレンズの度数が合っていない事が考えられます。
コンタクトレンズの度数は、普段良く見るものの距離に合わせてきちんと調節することが大切です。
普段デスクワークが多く、近いものをよく見る方はそこまで度数を強めにする必要はありません。
気になる症状がある方は、コンタクト定期検診で眼科医に相談し、ライフスタイル合わせた度数に調整して貰いましょう。