コンタクトレンズ装用者は定期的に眼科を受診し、眼科を受診するよう眼科医から指示があります。「視力が変わっていないのに、本当に行く必要があるの?」というご質問をよく頂きます。 残念ながらそれは間違いです!では、コンタクトレンズの検診ポイントとは?
コンタクトレンズ定期検診=視力検査ではありません!
検診チェックポイント① 角膜の健康状態
コンタクト使用者にありがちな、装用時間の超過・酸素不足等が原因で角膜が浮腫み、傷が出来ていないか傷つきやすくなっていないかという検査です。
検診チェックポイント② ドライアイの兆候がみられないか
涙の量が減ると、コンタクトレンズが直接角膜に触れてしまい装用感の低下・角膜に傷がつくなどの状態になります。涙液が十分であるかも、診察時にチェックされています。
検診チェックポイント③ 感染症の有無
コンタクトを脱着する際に手指の汚れが原因となって感染症になる方もいらっしゃいます。感染症チェックは大事です!
検診チェックポイント④ その他(年齢によっては眼病等の兆候がみられないか)
緑内障などの失明リスクのある病気が運よく見つかったという方もいらっしゃいます。
コンタクトの視力変化が全てではなく、重篤な眼障害は失明のリスクがあるので定期検診が必要です。定期検診は医師の指示通り受診しましょう。
※院外処方箋を出していない眼科もあります。受診前に受付で確認してください。