chiaki kohara × JINS PAINT スペシャルコラボ
アーティスト・chiaki koharaが作る、愛を感じるキラキラなメガネ
chiaki koharaさんが生み出す、大きな耳と長い手足を持った女の子のキャラクターはまるで、おとぎの国から飛び出してきたような魅力に満ちています。2007年、UNIQLO CREATIVE AWARD2007で草間彌生賞を受賞して注目されたchiakiさん。2012年にはCanvas@Sony2012でグランプリを獲得し、銀座ソニービルの全長38メートルの壁面に巨大なアートウォールを制作しました。東京、大阪、台湾など数々のアートフェアに出展するほか、百貨店での個展やアートウォール制作の経験も多数。絵画作品はもちろん、キャラクターをフィギュアにして1体ずつペイントしたり、多くの観客の前でライブペインティングを行ったり。アートを自由に、楽しく見せてくれるのがchiakiさんという人なのです。普段は大きな作品を作ることも多いchiakiさんですが、メガネという細長いキャンバスで、どんな世界を創り出すのでしょうか。

JINS PAINTを手に取るといきなりスラスラとイラストを描き始めてしまったchiakiさん

細いテンプルの中だから表現できるもの
2メートルサイズのフィギュアに色付けしたり、38メートルのアートウォール作品を作ったこともあるchiaki koharaさん。JINSメガネの細いテンプルでどんな作品を作るのでしょうか。

「メガネを自分でデザインできるって聞いて、めちゃめちゃ楽しそうって思いましたね。私の作品を使って、このワクの中でなにができるだろうって。テンプルの形だけを意識して、見える部分を徹底的にデザインしてみようと考えました」

「うわっ、なにこれすっごい楽しい! ペンツールがあるから、直接イラストを描き込めちゃうんですね。ネコだらけにしたり、カエルだらけにしたりできる……。操作が簡単で、直感的にできるのが最高ですね」と、JINS PAINTを手にするなり動物の絵をどんどん描き込んでいくchiakiさん。到着してまだほんの数分で、もう遊び道具になってしまいました。

「目」をテンプルの中に並べることを一番に考えたそう。視線の行方が気になります

テンプルのフォルムを活かしたデザインに
さて、いよいよ本番。chiakiさんがあらかじめ用意してくれたデザインを見せてもらいました。メンズ用には、chiakiさんが生み出したキャラクターのHUGちゃん。レディース用には、作品でもよく登場するネコ。それぞれの顔が、模様のように散らばっています。このデザインをJINS PAINTのアプリで実際に合わせてみると……一見無造作に並んでいるキャラクターたちの目が、テンプルのフォルムに沿うように配置されています!

「メガネだけに、目がたくさんあったら面白いなと思って(笑)。もともと持っていたキャラクターのイラストに加え、いくつかパーツを描き下ろしています。“見せるメガネ”がコンセプトだけど、普段使いもできるようにと、メンズはベースの色を黒に。パッと見はそんなに派手すぎず、よく見ると顔があるというふうにしました。レディースはネコを敷き詰めて、一見シンプルに。白っぽく見えるけど、実はネコの顔がたくさん。可愛いでしょ?」

はめ込むだけで充分に完成形になりそうなchiakiさんのデザインですが、まだまだいじりたくなるのが、JINS PAINTの特長。フロントはどのカラーにするか、柄をテンプルの外にするかそれとも内側か。楽しそうに悩んでいます。「メンズはフロントもブラックにしようかな。その代わり、このイラストを外側だけじゃなく内側にも使っちゃう。男の子がこんなメガネ使ってたら素敵ですよね」 

メンズ用が完成し、次はレディース用を。
「女の子がかけやすいデザインにしたいな……」

誰かに相談しながら作れるってすごい
「レディースは女子っぽいカラーリングにしてみよう。フロントはブラウンにして、このデザインは外側だけ。内側は模様を使わずベタ1色とか素敵かも。用意されている色が、どれも微妙な色味でうれしいですね。誰が作ってもオシャレに作れそう。ああ、パープルとグリーンの2色で迷う! どっちがいいと思いますか?」

まわりのスタッフの意見も採り入れて、パステル調のグリーンに決定。「こうやってみんなでアプリを囲みながらワイワイ作れる。そんな楽しみ方もありますね。メガネ屋さんに行くときって、あまり友達と行くことって少ないような気がするんです。でもこれならどこにいても作れるから、みんなに意見を聞くことができる。普段は選ばないような色やデザインをすすめてもらったら、新しい自分が発見できるかも。素晴らしいアプリですね」と満足そうです。

大きな瞳と大きな耳、細い手足のHUGちゃんとネコのニャーすけ。chiakiさんの代表的なキャラクターです

「このHUGちゃんというキャラクターも、誰かに言われて気づくことが多いんです。『手足が長くてハグしやすいからHUGちゃんなんですか?』とか、『昆虫が好きだから手足が長いんですか?』って周りの方に言われて、ああなるほどって。実は、自分ではそこまで意味を考えていなかったんですよ。人とコミュニケーションを取りながら生まれるものって、私にとってはすごく大切なんです」

メンズ用、レディース用。chiaki koharaによる2本のJINS PAINTメガネが誕生しました

ニコニコしたり悩んだり、いろんな表情を見せながら、chiakiさんのJINS PAINTが完成! 「事前にデザインを持ってきましたけど、アプリを触ることでやりたいことがさらに出てきましたね。こんなデザインになるとは自分でも思っていませんでした。あっという間に時間がたっちゃうから、イメージを持っておくほうがいいですね。友達や家族に向けて、プレゼント用に作るのも楽しそう。あの人に似合うかなって考えながらデザインできるなんて素敵。愛ですよ、愛!」

「今度はブラシツールを使って直にイラストを描きたいな」など、完成してからもアイデアがどんどん生まれてきたchiakiさん。これからはメガネもアートを表現できる場所になりそうですね。

Profile
chiaki kohara
(アーティスト)

1986年7月7日生まれ。大阪出身大阪在住。アクリルガッシュとボタンやレース、お菓子のパッケージなど様々な素材で描かれる大きな耳に奔放に手足の伸びた女の子たちや動物。その極彩色の世界観は、女の子なら一度は憧れたであろうワンダーランド。現在は国内外のアートフェアにも参加し、多くのファンを生み出している。
http://www.chiakikohara.com
https://www.facebook.com/chiakikohara
https://twitter.com/chiakikohara

アプリのダウンロードはこちらから