Vol.20 東寿彦さん
モニター部20回目は、今年で創刊25周年を迎える
ゴルフレッスン誌『ALBA』の編集長・東 寿彦さんに、
「JINS Golf」のご感想を伺いました。


最近はプロゴルファーの影響もあり、ゴルフをする際にサングラスを掛ける人が増えつつありますが、東さんも使われていましたか?
5、6年くらい前から使っています。ただ、サングラスを掛けるのは日差しが強いときだけで、自分の打ったボールがどこに飛んで行ったのかを確認するために使うという感じだったんですね。左右によく曲がるので(笑)。特に初心者の人と一緒にラウンドするときは、ゴルフ雑誌をやってる人間として、その人のボールもなくならないようにしっかりと見ててあげないといけないですし。
あくまで眩しさを抑える目的で使われていたわけですね。
そうですね。なので、それ以上の機能があるゴルフ用のサングラスを使うようになったのは、比較的最近のことなんです。
今回、「JINS Golf」を掛けてプレーしていただいたわけですが、いかがでしたか?
まずフィット感がすごくいいと思いました。ゴルフでいちばん体を大きく動かすのは、ボールを打ってからフィニッシュまでの一連の流れなんですが、そのときも全然ズレなかったですし、サングラスを掛けていることでスイングに支障を来すようなことはまったくなかったです。



フレーム設計については、いまおっしゃっていただいたフィット感と、ゴルフに最適なレンズの傾斜角を追求したんです。
ゴルフって前傾してクラブを構えるんですけど、そのとき頭を下げるのではなく、半眼というか、眼だけを下に向けるようにしてアドレスしないといけないんですね。つまり、通常のスポーツよりも下を向くことが多いので、レンズの傾斜角が少し深めになっているのは、足元のボールを正確に捉えるのに有効だと思います。
もうひとつの特徴である、ゴルフ専用「Greenレンズ」はいかがでしたか?
これまで使っていたスポーツ用サングラスと比べて、色の濃淡がよりクッキリと見えるように感じました。特にグリーンの芝目を読む場面では、この見やすさは非常に大きなアドバンテージですね。あと、このサングラスは度付きにすることもできるんですか?
プラス12,000円で、度付きのレンズに交換することが可能です。
視力の悪いゴルファーは皆さんそうだと思うんですが、普段使っているメガネだとフィット感の面でどうしてもストレスを感じてしまうし、かといってコンタクトレンズも風や砂の影響を受けやすいので、あんまり使いたくないんですよ。機能はそのまま度付きにできるのであれば、その両方の悩みを解決してくれるので、かなりニーズがあるでしょうね。
最後に、実際に「JINS Golf」をお試しいただいて、何かご要望などはありますか?
デザインなどの好みは人それぞれだと思いますが、機能性については、とくにこれといった改良点は思い浮かばなかったです。しいて言えば、よりアスリート志向の強いゴルファーに向けた、天候やコースに合わせてレンズを取り替えられるモデルなどがラインアップに加わるとおもしろいですよね。
東 寿彦 - Toshihiko Higashi
ゴルフレッスン誌『ALBA』編集長。
1969年生まれ。埼玉県出身。1995年より『ALBA』編集部に所属。2006年より同誌の編集長を務めている。